🌟【終のステラ】🌟
こんにちは、こんばんは、今回はこちら(`・ω・´)✨SFキネティックノベルアドベンチャーゲーム【終のステラ】のプレイ&感想を書いていこうと思います✨
お値段のほうは、基本的には1980円になっており、非常におすすめですね。
ではさっそくプレイ&感想に入っていこうかなと思いますぞ(。-`ω-)✨プレイ開始!
なかなかに気の利いたいい感じのタイトル画面。
(。-`ω-)これは、期待できそうだぜ!
ゲーミングを開始すると、いきなり何やら薄暗い機械的な部屋から始まった・・・!
なにか見た感じ、いかにもな感じと言うか、人間がコールドスリープでもしていそうなたたずまいであるが。
ゆっくりと、かつ冷静な気持ちで近づいていくと、なんと少女型アンドロイドが!
外見年齢は12歳前後、愛玩用女性型アンドロイドなどに見られるような不自然な誇張がない。
不自然な誇張と言うのは、簡潔に言うと巨大な乳などのことであろう。
そういった不自然な誇張のない、きわめてナチュラルなる造形の精巧なるアンドロイドであるのだと言う。
すると、少女がその目を開き、こちらを見つめた。
深みのある青い瞳が、俺を射すくめる・・・
(。-`ω-)油断はできない・・・敵対してくる可能性もあるからな。
万が一敵対してきた場合のことも考え、一切油断は許されなかった。
突如、すらすらとまるで人間であるかの如く、話し出す少女型アンドロイド。
「あなたが・・・私の持ち主?」と言う。
話を続けていくと、なにやら少女型アンドロイドは【人間になりたい】のだと言う。
そこで、主人公である私は、知り合いの技師に頼み込むことで人間になれる可能性があると話し、とりあえずこの収納容器から少女を出してやる必要があった。
ただ、必ず人間になれる保証はないぜ・・・と言うと。
「それでもいい、なんとかして人間にならないと・・・」と言う。
なぜ、そんなにも人間になることにこだわるのか、現時点では何も推測することはできないでいた。
話をしていくと、なんと少女型アンドロイドは「何か名前をつけてくれ」と言う。
そこで、主人公である私は少女に「フォビアってのはどーだい?」と言うと。
なんと「やだ」、と言う。
上記画像にもあるように、フォビアと言うのはいわゆる恐怖症のことを言う。
高所恐怖症ならアクロフォビア、死を必要以上に恐れる者をタナトスフォビア、などと言うのだと言う。
フォビアと言うと、私が連想するのはもちろんあれだ。
トライポフォビアだ、集合体恐怖症のやつだ。
ぽつぽつがたくさんあるやつ。
と言うことで【フィリア】と言う名前をつけてあげることとなった。
いい感じだ。
こちらはフォビアとは逆に、愛好家と言うような意味があるのだと言う。
とりあえず、知り合いの有能なアンドロイド技師に、なんとかフィリアが人間になれるようにお願いしてみようか。
と言うことで暗室を出て、街に行くことになったところで【第1日目】が開始され、本編がスタートした!
・Day 00【疑わしき依頼】
疑わしき依頼、と言う話が開始された!
主人公が自分の拠点にいると、持っているコンピューターが上空3000メートルのあたりに飛んでいるドローンを見つけた。
主人公はそのドローンを持っているコンピューターを駆使してハッキングを試みると成功し、自分のところまでドローンを誘導した。
すると、何やらキューブ状のものが括り付けられていた。
外部から接続できる箇所や穴のようなもののまったくない、フラットな形状であるのだと言う。
そのキューブを外部から充電すると、なんと突如所持しているコンピューターがハッキングされ、画面にひとりの老人が映し出された・・・!
立ち枯れた白樺を思わせる、細見の老人だった。
古い時代の正装を思わせる服装をしていた。
年齢は70代以上。
蒼白に近い顔色は、不健康と言うよりは非人間的で、高貴な死霊のような印象を抱かせた。
いったい何が起きたのか・・・
「はじめまして、技師殿。私は57代イーストグランド公爵、ウィレム・グロウナーと言う」。
なんと、第57代目の公爵であるのだと言う。
いったい何の用があると言うのか・・・
なんと、この公爵殿は「アンドロイドをこちらまで届けてほしい」と言う依頼を主人公に言い出してきた。
内容的に非常に困難な地域にそのアンドロイドはおり、当然危険なものであり、報酬はかなり高額なものを用意しているのだと言う!
最初、主人公はコンピューターをハッキングしてきたこの老人が、リアルタイムで通信してきていると言うことに気づかなかったほどであるのだが。
なんとか要領を得た主人公は、公爵殿との取引に困惑していた。
用意している報酬も非常に高額なものであり、この時代には考えられないほどのもので、このすっかり荒廃してしまった現在では、失われてしまった過去の遺物であるロストテクノロジーを使ったものまで、主人公に渡す用意があるのだと言う。
この主人公は、【運び屋】と言う仕事を生業としており、危険な地域から何かを取りに行ったり、持ち前の高度な機械の知識を生かした技術によって、生計を立てているのだと言う。
なかなかにマスクもイケメンと言ってもいいくらいな感じだが、シブイ感じが気に入った。
恐らく30代前半か中頃くらいの年代なのだと思われる。
用意している報酬は、一財産となるだけのものだった。
アンドロイドを特定の地域まで届けてくれることで、また再度通信にて連絡する、と言うことで切断された。
何かの機会から出たフィリアは、暗室から出かける前に、手元にあった機械で作られたと思われる花を頭につけた。
いったい何の目的で作られたものなのかは分からないが、フィリアはそれを着けたいのだと言った。
街まではかなりの距離がある旅となった。
旅の道中、フィリアは色々と感動し喜んだりしていた。
今までこのようなタイプのアンドロイドは見たことがなかった。
どうやら私の知っているアンドロイドとは、何かが違うようであるのだ。
アンドロイドと言えども、しょせん脳は機械プログラムで構成されているはず。
いちいちこのように感動を体現するようなプログラムを入れる必要があるのか、わたしにはわからなかった。
とりあえず、そういったプログラムによる人間を喜ばせるための演出である、と結論づけることとした。
気になったわたしは、バックログを読んでみた。
フィリアの人間模様は、すでにいわゆる不気味の谷を完全に超えたものだった。
わたしは実のところ、フィリアは人造人間なのではないか?と問いただしてみると。
フィリア「えっ?私もう人間になれてるの?」
と言う。
わたしは「なれるわけがあるか。」とビシッと言った。
わたしは手持ちの端末で、フィリアの体をスキャンし、調べてみることにした。
簡単なスキャンでは人間と同等の数値が出てきた。
かなり精密にスキャンしなければ、人間と区別することは不可能だろう。
骨格は非金属製の特殊素材、臓器はすべてダミー、心臓部付近にはモーターポンプとバッテリー。充電ポートが外部にないことから、永久バッテリーだろうと思われた。
運動エネルギーや太陽光、地球の重力などを電力に変換することができるようになっているようだ。
これだけのアンドロイドを作れた人類が、どうしてここまで落ちぶれたのか。
それが、このゲームの肝となってくると思われた・・・!
まるで人間の少女としか思えない挙動をするフィリア、朝日や夜空の星を見ては感動し、敵対する人間を攻撃することも避けたいのだと言う。
フィリアは銃を持つことを嫌がった。
おそらく、人を傷つけてはいけない、と言うロボット原則によるものではないか?
と思われるのだが、もしかすると違うかもしれなかった。
そこで、どうしても銃を持つことを拒否するフィリアに、なんとか護身のためにも見た目だけでも銃に似たものを持たせてみることにした。
もしかすると、銃に慣れ、興味を持ってくれるかもしれないと言う計算もあったかもしれない。
これは結局のところおもちゃであり、実際に弾を打つことはできないのだが、とりあえず護身と言うことで持ってもらうことになった。
これはすぐにおもちゃである、と分かるらしく、拒否することはなかった。
・Ae型アンドロイド(Artificial Ego)
Ae型アンドロイドとは、AH225年にアンカラで初めて存在を確認された、製造者不明の高性能なアンドロイド群を指す。
Ae型アンドロイドは、従来の通常のアンドロイドと違い、最初からわずかではあるが自我が生成されている。
しかも、その自我は人間との接触などから学ぶことなどを通して、より人間的な感情的な自我として形成されていくのだと言う。
旅の最中、とある荒廃した大都市に迷い込んだ。
ここを迂回していくよりも、この都市を通過するほうがより直線的に目的地に着くことができるようだった。
そんな折、やはりと言うのか、端末が遠くにいる人間をスキャンした。
異様な風体の男たち。
そいつらのまとう異様な雰囲気は、略奪と闘争を予感させた!
銃はもっていないようだが、廃材を削りだした弓と短刀を身に着けている!
最初遠くから弓矢を打ち込んできたりなどしていた男たちだが。
ついに接近戦にもつれ込んだ。
しかしこちらは旧時代のテクノロジー遺物も使用されているハイテク装備がある、原始的な装備しか持っていない男たちを排除したが。
油断した時にフィリアがさらわれてしまった・・・!
わたし(ジュード)はフィリアを探しに都市の上部へと向かった。
持っている端末が、都市の上部に行くことで機能を回復したため、敵の位置などは全て丸わかりとなり、こちらはただ打ちころし、進んでいった。
都市上部の奥にフィリアは捕まっていた。
足首を殴打され、足首がつぶれていた。
添木をあて、フィリアを担ぎ走った!
どうやらフィリアには痛覚はあるものの、ある程度それは抑えられたものになっているようだった。
足首の骨は徐々に回復していった。
足首を潰され、首輪をつけられ、奴隷にされそうになったにも拘わらず、まだフィリアは敵であっても人間を打つのはやめてくれと言う。
「おまえ、さっきがどういう状況だったか、わかってるのか。」
しかしどうしても人間を攻撃することはできないのだと言う。
やはりロボット原則が働いているのだろうか、もしそうだとすると、いくら説得したところでどうにもならない。
こちらとしても、頭を冷やす必要があるようだった。
都市上部から山間にかけてロープウェイのようなものがつながっていた。
かろうじてまだ動作していたそれに乗り込み、目的地へと急いだ。
フィリア「わー、すごい景色。今までで一番すごいかも」
色々な景色を見てはよく感動しているフィリア。
もうすでにわたし(ジュード)は、フィリアをまるで人間の娘のように感じるようになっていたのかもしれない。
ロープウェイから降りると、かなり寒い地域に出た。
俺(ジュード)はフィリアに、人間になるなら、寒がる練習もしとけ、と言った。
フィリア「寒がる練習・・・・。震えればいいのかな。ぶるぶるぶるぶる」
公爵との次の約束の場所に到達すると、地下施設になっていた。
しばらくは安全にすごせるかもしれない。
夕食には今はもうなかなかお目にかかれないカレーなどが出された。
フィリア「幸福を感じる。カレーは幸せの味。カレーをみんなで食べれば、みんな幸せ。争い、なくなる」
この地下施設には、フィリアと同じタイプのAe型アンドロイドの執事のような男がいたが、感情をあまり感じることのないタイプだった。
こいつは心の育たなかったフィリアだ。
フィリアを見て、公爵が驚いていた理由がわかり、寒気がした。
すると、公爵から通信が入った。
俺(ジュード)は、公爵に気になることを聴いてみた。
俺はどうしても、Ae型アンドロイドをかつて高度な文明を持ち合わせていた時代があったとしても、人間が作れるものとは思えなかった。
予想通りだった。Ae型の設計、製造はやはりAIだと言う。
公爵曰く、「私の調査によれば、本大陸で今も稼働しているカフカースAI群の被造物だ」と言う。
ジュード「AIにも派閥があるのか?」
公爵「ある。この大陸だけで二つの大グループがある。今説明したカフカースの他に、ユーレイジアAI群というものがある。いずれも何十と言う数のAIがリンクしている」
ジュード「それほどの数がまだ動いているのか?」
公爵「まだ、と言うか、目下この地上で最も強大な存在たちだ。もともと各国家が競うようにして開発したものだ。AIに大きな権限を与えれば与えるほど良い結果が出たとあるから、それなくして国際競争を勝ち抜くことが難しくなったのだろう。システムは強固に守られた。国家が瓦解しても、AIたちは停止することなく、独自に組織化を進めてさらに力と権限を拡大したのだ」
と言うことだった・・・
つまり、現在この地上は【カフカースAI群】、【ユーレイジアAI群】と言う二つのAI群に制圧されていると言って良い状況のようだ。
次の目的地へと向かっていると、端末が救難信号をスキャンした。
しかしどうにも怪しいものだった。
SOSを求めているようだが、あまりにも怪しい。
しかし助けてを求めているなら、せめて近くまで確認に行ってほしいとフィリアが言うので行ってみることにした。
なにやら、フィリアと同じくAe型アンドロイドだと言う少女が、ここは危ないから逃げた方がいい、と言う。
やはり何か罠であるようだった。
・機械が心を得るためには・・・
本能と恐怖に値するものが必要であるのだと言う・・・
公爵が言うには、かつて人口は200億に届かんとした。科学は頂点を極めていたが、同時に限界に達しつつあった。
人類の知的水準では、対処することが困難な諸問題が噴出していた。
と言うことであるが・・・
つまりやはり、あまりにも増えすぎた人口などのために人間にはどうにもならない問題が増え続け、AIに頼らざるを得なかった、と言ったところだろうか。
・ここまでのまとめとして!
と言うか、感想!
いやあ、めちゃめちゃ最高!!
とにかくプレイしてみてほしいっ!
夜などに、やや部屋を薄暗くし、じっくりとプレイして頂きたい。
でろでろと涙と鼻水にまみれ、嗚咽と切なさの極みにより、過呼吸に陥る自分がそこにはいるだろう!
それじゃあ!
今回はこのあたりで失礼しようと思う!
(。-`ω-)ノレッツ!ラ!プレイングっっ!終のステラ!✨✨